イントロダクション
音楽活動の背景

時間がかかるアルバム制作ですが、2020年以降のコロナ自粛生活で集中的に進めることができました。同時にYoutubeの生配信の活動を通して、新たなアンビエント・癒しのシンセサイザー音楽も必然的に生まれました。JCETIのイベントやセミナー活動が多忙でなかなか実現できなかったアルバム制作でしたが、ようやく完成して、今年はライブツアーも予定しています。
escaladeの今回の新作では、曲によって2002年から作り始めていたものもあり、まるでタイムカプセルのような作品となりました。ありがたいことに、多くのYoutubeの登録者さんたちがNIGHT MUSICに関連する音源を期待してくれていますが、アーティストとして気持ち的に切り替えが難しい部分がありました。本格的に新しいプロジェクトの旅に出発する前にまず、まだ途中の「fanta-REAL」を完成させることしか頭になかったのです。
発売について
おかげさまでJCETI は2022年に10周年を迎えました。この10周年を記念して、escaladeの新作アルバム「fanta-REAL」の販売を開始します。
【デジタルアルバム】「fanta-REAL」CD 2,000円(税込)
ストリーミング + ダウンロード
Bandcamp アプリでの無制限ストリーミング、さらに MP3、FLAC、その他の高音質ダウンロードも可能です。
escaladeのT-シャツも発売中!
Tシャツ 3,500円(税込・送料360円)
※サイズはS.M.L、カラーは数種類あり、好きな色を選べます。
「fanta-REAL」制作秘話

「fanta-REAL」ができるまで
当時は福岡県に住んでいましたが、2008年夏に母国のアメリカに帰国することになりました。日本を出発する前には、福岡のスタジオで4曲ほどのベーシックトラックがすでに録音されていました。そのころから本格的に「fanta-REAL」のアレンジと録音をする準備が始まりました。2009年、急に日本に戻る展開になり、アメリカから出発する直前に、アルバムを意識せずに追加のドラムパート5曲を録音しました。しかしそれから8年間はいっさい作業を進めず、JCETIの活動に専念し、全面的に取り組んでいました。それが私の使命であると感じていたからです。

「fanta-REAL」完成までの道
2017年のクリスマス休暇に、アメリカに一時帰国しました。そのとき、自分のベースギターを日本に持っていくように、というメッセージを40歳の誕生日プレゼントとして受けとり、アルバムの作業を本格的に再開しました。宇宙から音楽活動をしてもいいと許可が下りたのです。その冬には地元福岡のホームグラウンド「スタジオヒーコン」でベースとギターを録音しました。ついで2018年夏にJCETIが開催するアメリカツアーに合わせて、西海岸ポートランド市のスタジオでギター、ボーカル、キーボードなどの本録音とベーシックミックス作業が一気に進みました。さらに翌年もアメリカツアーの前後に、ポートランドの「Jackpot!スタジオ」で作業を進め、2020年からは、新宿や自宅で編集と最後の楽器を加える作業をしました。2022年2月にロンドンのスタジオで最終マスタリングを完了し、現在、CDのプレス作業を仕上げているところです。
音楽プロジェクトについて
superluminal
2020年のコロナ禍により、90年代から使用しているアナログシンセのデジタル版を手に入れ、再度アンビエント・ミュージックの活動を再開しました。
lux diffusion
2003年、海外生活スタートとともに開始した実験音楽ソロプロジェクトを始動。ニュージーランド、アメリカ、日本など多数のライブ演奏も行いました。
escaladeのメンバー紹介
福岡時代には3人編成で定期的に練習とライブをしました。他のプレイヤーたちは主にレコーディングに合わせて自分の音を加えてくれました。
Greg
Gen Shirabe
Hirono
Miwa
Yunami
Yasuko
Shayne Bowden














【デジタルアルバム】「fanta-REAL」CD 2,000円(税込)
ストリーミング + ダウンロード
Bandcamp アプリでの無制限ストリーミング、さらに MP3、FLAC、その他の高音質ダウンロードも可能です。